NHK前ワシントン支局長著の『ウルトラ・ダラー』

9・11同時多発テロの報道など、
NHKの前ワシントン特派員として知られる手嶋龍一。
彼による、北朝鮮のニセドル札紙幣をめぐる小説。

イギリスBBCの東京特派員として、
世界各国を飛び回るスティーブン・ブラッドレー。
密かに諜報員としても活動している彼は、
北朝鮮によるものとされる超精巧なニセドル札「ウルトラ・ダラー」の
情報を手に入れた。

官房副長官の女性キャリア、アジア太平洋局長、
英国諜報員である同級生とその上司など、
さまざまな関係が交錯し、情報戦を繰り広げていく。

かつて日本から忽然と姿を消した印刷職人や彫刻職人など、
彼らの行方はどこに・・・。




う~ん。さすがに政治の中枢を知ってる人だけあって、
ドキュメンタリーっぽくなってるから、その点は

ただ、支点がぶれるの。特に導入部から真ん中まで。
そこがとても読みにくい・・・。
伏線がありすぎて、何がなんだかこんがらがっちゃう。
導線がしっかりできてないんだろうね。

この点にさえ目をつぶれば、
どこまで事実なの?っていう、現実とフィクションの部分の
境目に興味がわいてくる小説でした。
各国の駆け引きや、中国・台湾・北朝鮮のつながりとか。
実際に北朝鮮は偽札作りの疑惑を持たれてる国だしね。


手嶋龍一/新潮社



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この記事へのコメント

rosy
2007年07月19日 07:08
うーん
読んでないけど想像するにほとんど事実なんじゃないかと思うような内容っぽいね
姿を消した各職人が日本人ってとこも・・
まさに今な内容だし、デビュー作なんだね、興味あり
2007年07月19日 16:18
rosyさん
かの国の暗黒部分が見たような、
そんなダークな本でした。
こういうドキュメンタリーっぽい本は、
興味がわきます。